〜 やっぱ、じっちゃますごい!! 〜
<広瀬隆雄さん解説>https://youtu.be/gVF4Z1NjczA
『FOMC発言内容』
国債購入額のテーパリング
800億ドルの国債購入額を毎月100億ドルずつ減額
住宅抵当証券のテーパリング
400億ドルの住宅抵当証券を毎月50億ドルずつ減額
テーパリングにおけるゴール
→来年の5月あるいは6月に
それぞれの購入額をゼロに
量的緩和政策の賞味期限は切れた
👉テーパリングに対する決意の表れ
テーパーリング終了と利上げ開始は『別問題』
👉将来の選択肢を増やしている
『現在マーケットで起こっていること』
懸案事項は何一つ解決していない
□企業業績の顕著な悪化
□長期金利の急速な上昇
□テーパリング開始
□連邦債務上限が解決していない
10月あたりに米国債デフォルト懸念
□中国恒大集団のデフォルト懸念
👉投資に際しては十分な警戒を
1.S&P500コンセンサスDPS予想下落傾向へ
・年初来1度も下がったことのない→漸減へ
・前年同期比成長
第2四半期87%→第3四半期24%に下落
原因は??
👉デルタ変異株対応のもたつき
中国でもロックダウン
→クリスマス商戦商品の出港ミス懸念
👉半導体不足
自動車メーカーの生産停滞
2.長期金利の急速な上昇
FOMC後、株式は凪だが
債券は売られている
👉Delayed Taper Tantram
→利回り上昇、債券価格下落
👉株の理論価格は
債券利回り上昇とともに下落する
3.テーパリング開始
トータル1200億ドルの
買い支えがなくなる
4.連邦債務上限
「歴史」
アメリカが出せる国債上限を設定
(財政規律を遵守)
1917年に
WWⅠ(第一次世界大戦)で
アメリカが参戦する際に
『派兵制限』
を目的として設定された。
「上限拡大」
それ以降、何回も上限を上げてきた。
「上限拡大の理由」
その理由は、
米国経済の規模の上昇、
政府予算の上昇に
拡大のペースに合わせるため。
(今までに80回ぐらい)
「債務上限の意味」
👉👉
拡大をつづけているとは言え、
一定の財政規律として機能している
「コロナ時の特例」
コロナ時の経済悪化を鑑み、
1年間のみ、
特例として
債務上限の撤廃にふみきった
「現在の問題点」
→1年間の期限は
7月に切れている
「このまま債務上限が上がらないと??」
・公務員の給与が出ない
・退役軍人の年金が出ない
・国債の利払いができない
👉はやく債務上限をひきあげないと、マズい
「じゃあ、さっさと引き上げたら??」
今までの民主党の法案採決方法が、マズい
→今年はReconciliationを
すでに1回使っている
(政府予算の決定の際、特例として、
本来60%の賛成が必要にもかかわらず、
51%で議決を可能とする制度
→ 財政規律を守る目的で設定された)
→民主党は
Reconciliationを再度使うと言っている
👉すでにインフラ法案で
Reconciliationを使っているため、
民主党内からも疑問の声がある
👉財政規律の破壊への疑念あり
&
民主党の議決方法への不満
「債務上限引き上げが意味するもの」
👉👉
債券投資家からすると、
債務上限引き上げは
『債券価値の希薄化』を意味する。
ということは、
債務上限引き上げは債券価格の下落を意味する
5.中国恒大デフォルト懸念
9/23:利子は払われなかった
→ デフォルト認定までに1ヶ月猶予あり
👉👉
この1ヶ月で利払いがされる可能性は絶望的
👉多くの債権者に対する弁済が優先
(建設業者、マイホーム購入者)
海外投資家への利払いは行われない!?
👉海外機関投資家への利払いなんて
どうでもいい
👉 ダメに決まってるじゃん!!
『まとめ』
不透明要因が多すぎる。
値頃感から買いに入るのは、
リスクが大きすぎる。
コメント