210917 パキスタンがタリバンを生み、アメリカがタリバンを育て、腐敗がタリバンを復活させた

ニュースを読みとく世界史
  1. 世界にふりまわされる悲しい国、アフガニスタン
    1. 歴史好きが歴史を学ぶYouTube
    2. アフガニスタン。一言で言えば??
    3. アフガニスタンの不幸は、その場所にある
  2. 『独自の進化をとげたタリバン』
    1. タリバン
    2. 主にパシュトゥーン人が多い 
    3. タリバンをまとめよう
    4. 教えに忠実なだけに。。
  3. 『不安定な原因はアフガニスタンの場所にあった!?』
    1. 地図でどの辺??
    2. 国境と言えない国境!?
    3. つまり公的な国境ではない。
    4. その気候にも不幸を呼ぶ『あの植物』が
    5. 金のにおいがあるところ、争いが集まる
    6. ああ、悲しい場所、アフガニスタン
  4. 『アフガニスタンに住まう4つの民族』
    1. パシュトゥーン人
    2. ウズベク人 
    3. タジク人 
    4. ハザラ人
      1. ハザラ人って、なんで他の民族とちがうの??
    5. 歴史のお決まり「自分とちがう奴は出ていけ!!」
    6. 原理主義の光と闇
  5. 『アフガン難民はどんな人??』
    1. 『西側』(欧米)に関わっている人が迫害対象に
  6. 『実は平和な時代もあった』
    1. 世界がアフガニスタンに興味を示す前までは・・・
  7. 『不安定なアフガニスタンは こうして始まった』
    1. アフガニスタンはソ連によってボロボロになったんじゃない!?
    2. 火種は別だ。
    3. ついにソ連出動だ!!
  8. 『ソ連との戦いが、世界の戦場に』〜イスラム勢力の結集〜
    1. イスラムと異教徒の戦い、ジハード。ぞくぞくと味方が集まる。
    2. そして『あいつ』がやってきた
    3. ビン・ラディンって、テロリストの前は何してたの??
  9. 『アメリカがやってきた!!』〜憎き敵をやっつけろ!!〜
    1. ソ連をやっつけるためなら、なんでもする!!
    2. アメリカがパキスタンを巻き込んだ
  10. 『用なし、アフガニスタン』
    1. 〜アメリカさんはもういない〜
    2. そして武器だけが残された
    3. 逃げろ、逃げろ
  11. 『今度はパキスタンに利用される悲しい運命』
    1. 〜タリバンの種はこうして蒔かれた〜
    2. パキスタンのしたたかな戦略、のっとり作戦!!
  12. 『タリバンの誕生』
    1. 〜パキスタンの政治に利用された難民たち〜
    2. タリバン=『学生』の誕生
  13. 『出た、世界の悪循環』
    1. 〜タリバンの抱える武器はアメリカ製〜
    2. パキスタンからもらった武器は・・・
    3. パキスタンはこう考えた
    4. タリバン、最強の軍隊になる
  14. 『タリバンのアフガニスタン制圧』
    1. 〜極端なイスラム政治の始まりだ〜
    2. タリバンは極端なイスラム教
  15. 『9・11、アメリカ同時多発テロ』
    1. 〜アメリカの報復、そして残ったものは??〜
      1. 「親米政権に用いられた民族」
    2. ところが、ところが。「オレたちはウズベク人」
    3. 国民の支持を得られない新政権がやったこと
  16. 『で、タリバンはどうなった??』
    1. タリバンの逆襲が始まった
    2. アメリカ、アフガニスタンに興味を失う
  17. 『アメリカによるタリバン政権崩壊、兵士はどこに??』
    1. 〜多くは古巣、パキスタンに逃げこむ〜
    2. また出た、パシュトゥーンの掟「客人は命をかけて守りぬけ」
  18. 『アフガニスタンの女性はこれからどうなる??』
    1. 〜「イスラム法にのっとって適切に扱う」らしいけど〜
      1. (TOMO所見)

世界にふりまわされる悲しい国、アフガニスタン

歴史好きが歴史を学ぶYouTube

いや〜、勉強になる。

社会人になってからだけど、
人より歴史について多くを勉強し、
分厚い解説書を写本しまくってたんだけど、

やっぱり解説を聞けるってありがたい。

今回は

池上彰さん、増田ユリヤさんから学ぶ

【保存版】アフガニスタン政権が崩壊 – 権力を握ったタリバンとは…?誕生の背景やこれまでの歴史をわかりやすく解説!

アフガニスタン。一言で言えば??


「世界にふりまわされる国」


これを見てると

島国日本に生まれたことが

いかに幸せかが分かる。

アフガニスタンの不幸は、その場所にある


イギリス、ソ連、アメリカ、

そしてこれからは

中国にこの国はふりまわされるんだろうな。。

『独自の進化をとげたタリバン』

タリバン

 

 イスラム教の中でも

 より極端な解釈をしている

主にパシュトゥーン人が多い 

ひげが非常に濃い民族だ。

ちなみに

イスラム教創始者ムハンマドも 

ひげを伸ばしていた。

→教えに忠実な民族

(だからこそ、悲しい運命も)

タリバンをまとめよう

教えに忠実な

パシュトゥーン人を主とする集団。

ただ、

教えを極端に理解している。

教えに忠実なだけに。。

それと異なる人間を許せない。

それがタリバンだ。

『不安定な原因はアフガニスタンの場所にあった!?』

地図でどの辺??

北:元ソ連の国に囲まれ、ロシアに近い

南:イラン、パキスタンと国境を接している

国境と言えない国境!?


パキスタンとアフガニスタンの国境は


1893年に

イギリスとアフガニスタン国王が

勝手に決めた。

つまり公的な国境ではない。

ちなみに

当時のアフガン王は英語が読めず、

国境設定の文章は英語で書かれていた。

その気候にも不幸を呼ぶ『あの植物』が

山が多く、

夏あつく、冬さむい場所


自然豊かで、

アヘンの原料のケシの世界最大の産地

金のにおいがあるところ、争いが集まる

このケシを

「タリバンが資金源にしている」

と言われている

ああ、悲しい場所、アフガニスタン

かつての強国(ソ連)と接しており、

金(ケシ)があり、

隣国と国境が正式に決まっていない。


もうケンカの元しかないよね。。

かなしい国に見えてくる。

『アフガニスタンに住まう4つの民族』

パシュトゥーン人

最大民族でタリバンに多い民族 

アフガニスタン南部に広く住み、

イスラム教スンニ派が多い

ウズベク人 

同じくスンニ派が多く、 

アフガニスタン北部に住む

タジク人 

これまたスンニ派 

アフガニスタン北東部に住む

👉ってことは、

  次の4つ目の民族はイジメ対象決定だ😢

ハザラ人

唯一のシーア派で、 

唯一ひげがうすい

👉この2つが原因で

  二重に迫害されている

👉現在も迫害を受けるので、

  フランスやドイツ、セルビアなどに

  難民として避難している

ハザラ人って、なんで他の民族とちがうの??

アフガニスタン東部に住む。

かつてモンゴル帝国の一部であり、 

モンゴル人が定住したのが、ハザラ人 

👉日本人によく似ており、

   ひげがうすい

 👉タリバンに 

  「ひげがない」という理由で

  投獄されることも

歴史のお決まり「自分とちがう奴は出ていけ!!」

ひげがない、イスラム教の宗派がちがう、

ハザラ人はイジメの対象に。



アメリカやかつての中国(明)のように

異端(移民)を受け入れる国が

発展するんだろうけどね。。

原理主義の光と闇

とくに

タリバンもやってる

『原理主義』ってのは、

忠実なだけに、

異端の排除、「ちがう奴は出ていけ!!」

に走るよね。。

『アフガン難民はどんな人??』


先ほどのハザラ人とともに、


NATO関係者や通訳、

米軍相手に商売をしており


以前からタリバンににらまれていた人たちが、

現在難民になっている。

『西側』(欧米)に関わっている人が迫害対象に

これもなんとなく分かるよね。

『西側』ってことは、

キリスト教の国だもの。

「イスラムに入ってくるな!!」ってね。

実はこの感情が、

あの悪名高い

『アメリカ同時多発テロ』に

つながっていく。。


9・11から始まる

アフガニスタン紛争の犠牲者が

これらの難民だと言えるね。

『実は平和な時代もあった』

世界がアフガニスタンに興味を示す前までは・・・

1960年代には王のもとで憲法改定され、

議会選挙が実施され、

司法制度も確立されており

安定していた時期もあった。

『不安定なアフガニスタンは こうして始まった』

アフガニスタンはソ連によってボロボロになったんじゃない!?

1979年、ソ連軍のアフガニスタン侵攻

これが決定的要因。


でも。。。

火種は別だ。


1973年王制がクーデターで共和制に


1978年さらにクーデター

     社会主義の国になる

👉あ〜あ、

  近づいちゃいけないソ連に

  自ら近づいちゃった。。
→→

イスラム教徒と社会主義は

うまくかみあわなかった。。
→→

内紛発生

ついにソ連出動だ!!


→→

ソ連内の

イスラム教徒への内紛の波及をおそれて、

ソ連が攻めてきた!!


(ソ連側の話では、 

 「アフガニスタンが助けを求めてきた」 

 となっているが、
 

 ソ連がアフガニスタンに入って 

 まっさきにやったこと、


 それはアフガニスタン大統領の

 抹殺だった。。)

👉👉

これが原因で始まったのが、

武装化であり、ジハード(聖戦)。


アフガニスタンを守るために、

ソ連と戦った。

でも、

アフガニスタンの悲劇は

まだまだ終わらない。。


『ソ連との戦いが、世界の戦場に』〜イスラム勢力の結集〜


イスラムと異教徒の戦い、ジハード。ぞくぞくと味方が集まる。

ソ連との戦いにイスラムを守るため、

『ジハード(聖戦)』

を宣言したアフガニスタン。


「イスラムを守るためなら」と、

アラブ諸国が味方に。

そして『あいつ』がやってきた


とくに

サウジアラビアの若者が

アフガニスタンにやってきた。

実は


9・11の首謀者とされる

オサマ・ビン・ラディンも

この時にやってきた。

ビン・ラディンって、テロリストの前は何してたの??


ビン・ラディンは

サウジアラビアの大手の

建築会社の息子だ。

国の建設物を一手に請け負い、

一説では

ビン・ラディンのおこづかいは

年に数億との話もある。


👉👉

ビン・ラディンは

サウジアラビアの金持ち。

アフガニスタン人じゃないんだね。

イスラムを守る戦争、

ジハードを助けるために

大金を持ってサウジからやってきた。

『アメリカがやってきた!!』〜憎き敵をやっつけろ!!〜

ソ連をやっつけるためなら、なんでもする!!


アフガニスタンの戦いに目をつけたのが、

アメリカだ。


当時は

『アメリカ vs ソ連』の

冷戦の時代。


アメリカは当然

アフガニスタンの味方につく。


👉👉

最初は

ビン・ラディンとアメリカは仲間、

だったんだね。


どこで裏切りが生まれるんだろう??

アメリカがパキスタンを巻き込んだ

〜そうだ、パキスタンがあった!!〜


アメリカ、

直接武器をアフガニスタンに届けるには

あまりに遠すぎる。。


そこで武器の送り先に指定したのが、

パキスタンだ。


👉👉

ソ連は

1989年に大打撃を受けて撤退へ


「ソ連崩壊のきっかけ」

とも言われている。

『用なし、アフガニスタン』

〜アメリカさんはもういない〜


アメリカはソ連をやっつけてご満悦。


あとは野となれ、山となれ。

アフガニスタンから

意気揚々とひきあげた。

そして武器だけが残された


となると、

やることは1つだ。

→→

ソ連という

共通の敵がいなくなったことで

今度は民族同士で悲惨な内戦へ


👉👉

世界史あるある。  

武器を持つのはカンタンだけど、  

それをおさめるのはムズカシイ。。

逃げろ、逃げろ


→→

戦争をのがれる難民は、 

パキスタンに流れこむ


(北のソ連には逃げられない、 

 西のイランは宗派がちがう)

『今度はパキスタンに利用される悲しい運命』

〜タリバンの種はこうして蒔かれた〜


パキスタンは

アフガニスタンからの難民の流入を


「アフガニスタンを 

 パキスタン側に取りこむ

 絶好の機会と考えた」


→→

インドに負けまくっていた 

パキスタンは、 

アフガニスタンを味方にして 

軍備をすべてインド側に 

配備しようと考えた


👉難民を兵士にして、

  アフガニスタンに送りこみ、

  アフガニスタンを乗っとらせよう

  と考えたんだ。

パキスタンのしたたかな戦略、のっとり作戦!!


→パキスタンにある

 難民キャンプのとなりに

 イスラム原理主義教育施設を

 たっくさん作った


👉👉

イスラム原理主義は

イスラムの中でも極端な教え。。


例えば

「忠実にコーラン(聖書)に従え、

 従わない奴は、敵だ」

とかね。


ヤバい予感が・・

『タリバンの誕生』

〜パキスタンの政治に利用された難民たち〜


イスラム原理主義の教育を受け、

パキスタンから武器をもらって

アフガニスタンにもどる若者たち。

タリバン=『学生』の誕生


これがタリバン。

タリバンって、

『学生たち』、

って意味なんだ。


👉👉

学生って、悲しいね。

純粋に学んでも、

何を学ぶかで未来が変わる。

かつては

中国でも学生を利用して

革命を起こした毛沢東がいた。

学生は

純粋がゆえにおそろしい。。

 

『出た、世界の悪循環』

〜タリバンの抱える武器はアメリカ製〜


パキスタンで

洗脳に近い教育を受けた

タリバンの若者たち。


武器をにぎりしめて

アフガニスタンへ。

パキスタンからもらった武器は・・・


その武器は

かつてアメリカがソ連の脅威から

アフガニスタンを守るため、

パキスタンにあずけた武器だった。。

→→


かつて

アメリカから受け取った武器の多くを

パキスタンは自国に抱えこんでいたのだ。。

パキスタンはこう考えた

👉👉

タリバンが

アフガニスタンを支配してしまえば、

アフガニスタンは

パキスタンの言うことを聞くようになる。

そう考えたんだ。

タリバン、最強の軍隊になる


タリバン、戦車までもらったんだって。

それじゃ、

小競り合いじゃなくて戦争やん(苦笑)

『タリバンのアフガニスタン制圧』

〜極端なイスラム政治の始まりだ〜


1996年、タリバン政権樹立

タリバンは極端なイスラム教

□娯楽の禁止

□金曜日の公開処刑

□女性の保護という名目での

 移動制限、教育/就労禁止、 

 ブルカ(全身が見えない服)着用


『9・11、アメリカ同時多発テロ』

〜アメリカの報復、そして残ったものは??〜

圧倒的軍事力でタリバンを崩壊させたアメリカ。
アフガニスタンに親米政権を立ち上げさせた。

「親米政権に用いられた民族」


タリバンの多くが属する

パシュトゥーン人に虐げられてきた民族
□ウズベク人

□タジク人

ところが、ところが。「オレたちはウズベク人」

でも。

親米国、アフガニスタンを作ったものの、


もともとウズベク人、タジク人は


「自分たちはウズベク人」

「自分たちはタジク人」


という部族社会。

「自分たちはアフガニスタン人」


というアイデンティティーは根づかなかった。

国民の支持を得られない新政権がやったこと


👉つまり、

  国民の支持を得られなかった新政権。


  アメリカは 

 その政権を支えるために

  多額の資金を投入して

  『政府軍』を育成していたんだが、


  その資金をチョロまかし、

  懐に入れる将校が多かった。

  そしてそれを見ている国民。。

  当然アフガニスタン新政権への

  忠誠は下がる一方だった。。

『で、タリバンはどうなった??』

〜アメリカがどんなに暴れても、 タリバンとやられた恨みは、死なない〜

タリバンの逆襲が始まった

タリバン。

地方にのがれて

地道に勢力を増していた。


アフガニスタン新政権があるものの、

日に日に力をつけるタリバン。

脅し文句で地方住民を味方につける。


「オレたち(タリバン)は

 これからも居続ける。

 アメリカはいずれ撤退する。

 お前はどっちの味方なんだ??」と。

アメリカ、アフガニスタンに興味を失う

ともするうちに、

イラク戦争が始まる。

ブッシュ大統領が、


「サダム・フセインは核を持っている!!」


と言ってね。

米軍は

アフガニスタンを捨てて、イラクへ。

残るNATO軍では、

タリバンの力をとどめることはできなかった。

『アメリカによるタリバン政権崩壊、兵士はどこに??』

〜多くは古巣、パキスタンに逃げこむ〜

地方に逃れたタリバン。

多くはパキスタンに逃げたんだ。

そして


パキスタン軍が

タリバンを受け入れた。


ビンラディンも、

パキスタンに逃げこんでいたところを

殺されている。

また出た、パシュトゥーンの掟「客人は命をかけて守りぬけ」


👉タリバンが逃げこんだ先、

  アフガニスタン寄りのパキスタンの民族は

  あの『鉄の掟』のパシュトゥーン人。

 「迎え入れた客人は

  命をかけて守らなければならない」
 

 で、

 パキスタンは

 タリバンをかくまったと言われている。

『アフガニスタンの女性はこれからどうなる??』

〜「イスラム法にのっとって適切に扱う」らしいけど〜

(TOMO所見)


残念ながら、

女性の社会進出はないだろうね。


彼らのイスラム法では、


「女性は身内の男性に守られて

 生きるべき存在」


だから。

そして

タリバンは、

教えに忠実な集団だから。

👉👉

これまで見てきたとおり、


もともとアフガニスタンの争いに、


ソ連が首を突っ込み、


アラブ人がやってきて、


そしてソ連をやっつけるため、

アメリカが登場した。

アメリカは

パキスタンに武器をわたし、


ソ連をやっつけることができた。

ところがところが。

パキスタンもしたたかな奴。


アメリカからもらっていた武器を


実はこっそり取っておいて、


アフガニスタンを乗っとるべく、


育てたタリバンに持たせたんだ。

そして
アフガニスタンにタリバン政権ができた。

9・11が起こったのは、


イスラム教の聖地に


不用意に米軍が入ってきたからだったね。


サウジ王の頼みとはいえね。。

お金と力は


人間の増幅器。

今回も


それらが恨みの連鎖となり、


悲しい結果につながったんじゃないかな。

お金と力がある限り、


人はまっすぐには育たない。

何もないところから、


信頼を重ねていくところが


大事なんじゃないだろうか。

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